ETFと投資信託の違い

投資

こんにちは。りきやんです。

わたしは「つみたてNISA」で投資信託を積立投資しています。

一方でETFもときどき購入しています。ETFと投資信託の違いについて見てみたいと思います。

ETFとは上場投資信託と言われるもので、その名の通り投資信託が上場されたものです。上場されているのでタイムリーな取引が可能です。

その他の投資信託とETFの大まかな違いは以下の表です

投資信託ETF
信託報酬ETFよりは高い低い
最低投資金額100円数千円~数万円以上
配当金なしあり
積立設定可能ほとんど不可能

信託報酬:投資信託>ETF

信託報酬はETFと比較すると投資信託の方が高いです。楽天VTIであれば0.165%ですが、ETFのVTIであれば0.03%です。

数字で見ると大きな違いに見えますが、そもそものインデックス投資信託であれば十分に信託報酬は低いです。

「つみたてNISA」や「iDeCo」に設定されている投資信託であれば、どれも信託報酬は安い部類であると思います。

最低投資金額

最低投資金額は投資信託であれば100円から投資が可能となります。一方でETFの場合は最低投資金額が数千円~数万円が必要なのでお手軽さは少し落ちます。

配当金

ETFは配当金があります。VTIであれば直近配当利回りは1.23%です。6/1現在の株価が218ドルなので、1年間で約2.6ドルの配当金です。実際にはここから税金がかかりますので、さらに少なくはなりますが、、、

投資信託は配当金はありません。しかし出た利益は自動的に再投資されます。そのため税金を支払う必要がなく、更に大きなリターンとなります。

配当があれば税金がかかりますが、配当金を受け取ることで精神的に安心感があります。配当なしの場合は税金を支払うことがないため、その分資産の増加が大きくなります。

積立設定

毎月設定した金額を自動的に積立設定できるかです。ETFはほぼできません。SBI証券であればETFの積立設定が可能なようですが、他の証券会社では難しいです。ETFの積立設定ができたとしても、ETFは1株単位で購入となりますので、100円単位の投資金額設定はできません。

投資信託であれば自分の懐具合に合わせて細かい金額設定が可能です。

まとめ

投資信託かETFのどちらがおすすめかというと、初心者であれば投資信託がおすすめです。

100円単位で自由に金額設定ができることと、毎月の自動購入が可能です。

初心者のうちはどうしてもタイミングを見てしまうため、続けて購入することが困難となります。「ドルコスト平均法」を実施しようとしても手動での投資信託購入は継続できないことが多いです。

積立貯金のように毎月自動的に投資し、忘れているぐらいの方が結果が良いことが多いです。

下の画像はBloomberjのデータを基に三菱UFJ投信が作成したものです。このデータからは、株式への投資期間が10年であればほぼリターンがプラスになることが判ります。そのため投資期間としては10年以上欲しいところです。

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10年は長いので、忘れることができるくらいの余剰資金で投資することをおすすめします。

短期間で大きなリターンを得ようとすると、その分マイナスとなる可能性も高くなります。ゆっくり時間をかけてお金を増やすことをおすすめします。

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