こんにちは。りきやんです。
今回は「つみたてNISA」についてです。わたしは「つみたてNISA」を2018年から積み立てています。やってて良かったので紹介したいともいます。
看護師に向いている投資方法でもあると思いますので、その辺りも考えたいと思います。
つみたてNISAのメリット
どんなものにもメリットとデメリットがあります。まずはわたしが考える「つみたてNISA」のメリットについてです
1.優秀な商品が選択できる
日本の投資信託(ファンド)は日本だけで約6000種類あると言われています。しかもその多くは、手数料を稼ぐための商品であると言われています。株式投資信託の年間平均リターンが3~7%と言われているのですが、購入時の手数料として約3%、信託報酬が約1%支払うとするとリターンが悪くなるのは当然なのです。
わたしが初めて購入した投資信託も同様のコストがかかりました。なぜそのような投資信託が多いのかと言うと、ズバリ!投資信託販売会社や運用会社が儲かるためです。投資のリスクを低くするためには、どうしても長期にわたり運用する必要があるのですが、それを理解している人は少ないです。そこに付け入りコストの高い商品を顧客に紹介し、成績が悪いと次の商品を紹介するのです。そうすることで販売手数料が利益となります。
そのような現状を無くすために金融庁が「つみたてNISA」で取り扱う商品を選別してくれました。いわゆる「金融庁フィルター」と言われるものです。販売会社や運用会社が儲けるための商品を除外してくれたのです。そのための基準がこちらです。つみたてNISAの概要 : 金融庁 (fsa.go.jp)
具体的には販売時手数料が無料であったり、運用期間が長かったり、信託報酬が一定以下であることです。投資素人の人でも安心して選択できるようになっています。
つみたてNISAのデメリット
つみたてNISAのデメリットとしては、
- いつでも現金化できる
- 通算損益ができない
- 投資できる商品が限られている
細かいデメリットはもっとあると思いますが、よく言われる主なものを挙げました。
1.いつでも現金化できるということはメリットのように感じますが、デメリットでもあります。20年という長い非課税期間は平均寿命で言えば約1/4の時間です。20歳の人であれば今まで生きてきた時間と同様の長さとなります。しかもライフステージとしては、結婚や出産などがあり目まぐるしく生活が変わります。その中で積み立てを継続するのは簡単ではありません。そのような理由でデメリットで挙げさせてもらいました。
しかしながら、いつでも現金化できるのは大きな魅力でもありますので良いと思います。
2.通算損益とは“一定期間の利益と損益を相殺すること”とのことです。わたしは最近になってやっと何となく分かってきました。これが理解できる人は「つみたてNISA」について理解できていると思います。初心者のわたしの経験で言えば、ここにこだわると「つみたてNISA」を始めることができないと思います。これにこだわることなくやってみようと思うなら「つみたてNISA」を始めれば良いと思います。
特にわたしの病棟の看護師に言うとすれば「まずやってみてはどうかな?」と言いたいです。
3.投資できる商品は金融庁が認めた投資信託だけです。でもこれはできるだけ失敗をなくそうとするためのものですので、投資初心者は気にしない方が良いと思います。これが気になる投資上級者は「一般NISA」などの他の選択肢を自分で考えることができるはずです。
看護師に向いているのでは?
看護師は女性が多い職種です。女性はあまり投資に興味が無い人が多い気がします。なのでガツガツ投資のことを考えなくても良い「つみたてNISA」が向いているのではないのでしょうか。初めに設定して、あとは忘れるぐらいの忙しい日常を送っている看護師に向いていると思います。
それと看護師はどこに行っても働き口があります。よっぽど働けないくらい精神的に追いつめられない限りは、働こうと思えばすぐに働き口があります。よって長く積み立てができるということですね。
おすすめの証券会社は
多くの証券会社がありますが、おすすめはやっぱりネット証券だと思います。ネット証券は自分でいろいろ設定しなければなりませんが、余計な手数料は支払う必要はありません。長く投資するなら手数料が最大の敵です。慣れてしまえば難しいことはありませんので、楽天証券やSBI証券などのネット証券をおすすめします。
「つみたてNISA」は投資の最大のハードルである“元本割れ”のリスクを最小限にしくれる制度ではないでしょうか。投資初心者の初めの一歩として良いのかと思います。
注意:投資で得た利益は全てあなたのものです。しかし損失に関しても全てあなたの責任です。銀行預金ではないので元本保証はありません。投資は自己責任で行ってください。