こんにちは!
りきやんの妻のゆかです。
今回はパーキンソンに特化した介護施設について書きたいと思います。
介護施設は数あれぞ、一つの疾患に特化して受け入れてくれる施設はめずらしいと思います。
仕事を通じて出会った施設がここ。
パーキンソン病専門ホームPDハウス。
株式会社サンウェルズさん。東京・神奈川・千葉・大阪・札幌・福岡・石川に展開中みたいです。
特徴としては、神経内科専門医による訪問診療や、パーキンソン病に特化したリハビリプログラムや24時間体制の訪問看護が受けられるとのこと。
私自身、パーキンソン病の患者さんと関わる機会は多々ありますが、どんな運動をしたらいいのか悩まれる方が実際おられます。
パーキンソン病に対しては、運動、睡眠、食事、薬が基本で、運動は健康維持のために必須です。激しい運動は避けて、ウォーキングやストレッチを勧められますが、もっと効果的な運動やリハビリの方法を知ることができれば患者さんは安心だと思います。
パーキンソン病は、振戦(ふるえ)、動作緩慢、筋固縮、姿勢保持障害(転びやすさ)を主な運動症状(パーキンソニズム)とする病気です。
高齢になるほど発症することが多い病気で、超高齢化社会の日本ではパーキンソン病の患者さんは非常に増えています。
パーキンソン病は脳内のドパミンという神経物質が減少することによって起こります。
ドパミンは脳が身体を動かすための指令を調節する役目を担っており、ドパミンが正常に働くことによって筋肉をスムーズに動かすことができ、さまざまな運動をすることができるのです。
運動症状を起こすパーキンソン病には、体力をつけるウォーキングや関節の可動域を広げ筋肉を伸ばすストレッチが有効なことは頷けます。その他、効果的なリハビリプログラムを提供してくれる介護施設というのは大変喜ばれるものだと思います。
ホームページには、住宅型有料老人ホームと掲載されていたので、介護サービスは外部と契約してということになるのでしょう。
住宅型は、ケアマネさんと相談しながら自分自身に合った介護サービスを調整できるところがメリットですね。
ホームページには、24時間体制の訪問看護が受けられるという記載もありました。パーキンソン病は薬剤の調整が非常に重要な疾患であるため、服薬管理を訪問看護師にしてもらえるのは安心です。
施設の口コミを見ても、施設がキレイ、職員が親切など評価の高いものが多いです。
ひとつの疾患に特化している介護施設というのはなかなかないので貴重だと思います。介護分野での新しい視点だと思いました。
高齢者が増える→パーキンソン病患者が増える、という流れの中で、時代に応じた取り組みが求められているのだと感じます。
他にどんなことが求められているのか考えながら日々暮らしています。