花粉症の治療開始します

健康

こんにちは。りきやんです。

わたしは20歳代のときから花粉症に悩まされています。今回は花粉症の今後の対策について記録したいと思います。

発症はおそらく23歳

 わたしが花粉症を発症したのは、就職ししばらくしてからの23歳頃だったと記憶しています。当時は看護師ではなく別の仕事に就いており、外で過ごすことが多かったです。3月頃になると鼻水と目の痒みが出現し、4月まで続きました。毎年毎年同じ症状があり、しばらくしてから「これって花粉症?」と思ったことを覚えています。当時行っていた対策は、ティッシュボックスを持ち歩き鼻をかみながら過ごしていました。今思えば「病院へ行けよ!」と言いたくなります。

市販薬を内服するようになった

 症状が徐々に強くなり、看護師として働くようになってから市販薬を内服するようになりました。内服したきっかけは、先輩看護師から鼻炎の市販薬をもらいその効果が絶大だったからです。それ以降は市販薬を購入し内服するようになります。ここでも今思えば「だから早く病院へ行けって!」と言いたいです。

やっと病院へ行く

 市販薬を何年か飲み続けるのですが、今度は凄く眠くなる副作用に悩まされます。そこでやっと自分の勤めている病院で医師(内科)に診察してもらい、眠くなりにくい薬「フェキソフェナジン」を処方され内服するようになります。眠気はなくなり内服さえすれば日常生活に支障をきたさない程度となりました。

症状が更に強くなる

 「フェキソフェナジン」を内服していましたが、年を重ねるごとに症状が強くなってきました。ついに今年は「フェキソフェナジン」を内服していても鼻汁と目の痒みが強くなり、ティッシュボックスを持ち歩かなければならない程となりました。そこで「これは一度専門家に診てもらおう」と思いました→「もっと早く診てもらえよ!」って感じですよね(笑)

新たな処方と新たな治療法

 今年の3月に家の近くの耳鼻科へ行き、アレルギーの検査を採血で行いました。その結果、スギとハウスダストとダニにアレルギーがあることが判りました。アレルギーの強さは、6段階で2という結果でした。
 今まで内服していた「フェキソフェナジン」に加えて、「モンテルカスト」という内服薬と「モメタゾン」という点鼻薬を処方してもらいました。さすが専門家と言うと失礼かもしれませんが、症状はピタッと止まりました。そしてある治療法を紹介してもらいました。

舌下免疫療法

 新たな治療法というのは「舌下免疫療法」です。この「舌下免疫療法」というのは、アレルギーの原因であるアレルゲンを少量から投与することで、体をアレルゲンに慣らし、症状を和らげたり根本的な体質改善を行う治療法です。毎日の舌下内服が必要で、治療期間は3年から5年必要です。対象はスギ花粉症とダニアレルゲンによる鼻炎が保険適応となっているようです。

舌下免疫療法の費用

 舌下免疫療法の費用は、初めに確定診断のための検査費用が約3,000円~5,000円程度で、薬の処方で月に2,000円程度らしいです。なので年間30,000円程度となると思われます。

舌下免疫療法を行いたいと思います

 今年初めて耳鼻科へ通院したため、舌下免疫療法も今年から開始予定です。アレルゲンが無い時期から開始のため6月頃からの開始となるようです。

舌下免疫療法を始めたいと思った理由

舌下免疫療法を始める理由としては以下の4つです。

  1. 3年から5年の通院期間より、生涯花粉症に悩まされるのが嫌だったから
  2. 職業柄鼻水やくしゃみがあると良くない
  3. 花粉症が生涯続く場合、生涯内服する薬の量が増える
  4. 症状が今後更に強くなる可能性がある

1.3年から5年の通院期間より、生涯花粉症に悩まされるのが嫌だったから

 わたしは40歳代なので、平均寿命までまだ半分程度あります。ずっと症状に悩まされるなら、3年から5年の通院で効果が望める治療の方が人生が豊かになると考えました。

2.職業柄鼻水やくしゃみがあると良くない

 単純にいつも鼻かんでたりくしゃみしている看護師って嫌ですよね。しかも今のご時世、新型コロナにより鼻水やくしゃみに世間が敏感になってますから症状は抑えなくてはなりません。

3.花粉症が生涯続く場合、生涯内服する薬の量が増える

 わたしはまだ40歳代で常に内服している薬はありませんが、今後加齢に伴い継続した内服が必要となるかもしれません。最近「ポリファーマシー(多剤服用)」という言葉をよく聞くようになりました。一般的に、薬を使えば使うほど、有害事象(副作用)の危険が増します。飲んでいる薬の数が1~3種類の場合、有害事象を起こす割合は6.5%です。それが6~7種類になると、13.1%の有害反応を起こすというデータもあります。薬には副作用が必ずあります。その副作用に対して更に薬を処方され、結果的に多くの内服薬を服用するという事態に陥ります。

 腎機能や肝機能も関わってくるため、高齢者にとって多くの薬は有害となる可能性もあるのです。できるだけ薬を飲まずに年をとりたいと思っています。

4.症状が今後更に強くなる可能性がある

 花粉症発症の始めは、内服によって症状が軽減していました。それが徐々に効果を認めなくなっています。今後も症状が強くなり、より効果の強い薬を飲まなければならない状況になるのであれば、舌下免疫療法を行い体質改善を目指した方が有益だと判断しました。

 実際にまだ舌下免疫療法は始めていません。6月に開始したいと思っています。始めましたら経過や感想をブログに書いていきたいと思います。

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