生命保険は若いうちに加入する方が良いのか?②

保険

こんにちは。りきやんです。

前回からの続きです。

生命保険に若いうちから加入するメリット

生命保険に若いうちから加入するメリットについて考えてみました。

  1. 持病がない人が多いのでほぼ加入することができる
  2. 掛け金が安い

1.持病がない人が多いのでほぼ加入することができる
若いうちであれば持病が少ない人が多いと思います。保険はその状態になる確率で考えられているので、持病があれば加入できないことがあります。つまり死亡する確率が高まる「糖尿病」や「ガン」などの既往があれば、その人の死に至る確率が高まりますので加入できない場合があります。

2.掛け金が安い
上で書いたように確率で保険は考えられているので、若い人ほど死に至る可能性は低いため掛け金が安くなります。しかしこれは掛け金が安いだけで、長期にわたって保険料を支払うと支払総額は同様かそれ以上になることもありますので、必ずしも支払額が安くすむということではありません。

結局目的はなんですか?

ここまで生命保険について考えてきました。

では加入するかどうか?それは結局何を目的とするか?だと思います。

残された人に多額のお金を残して、それを何に使ってもらうのか?

  • 子供がいるので、その子供が成人するまでの養育費とする
  • 自分の葬式やお墓の費用とする
  • 余命宣告を受けたときにお金の心配をしないようにしたい

人によりいろいろあるかと思います。

保険に加入する前にその目的を明確にしましょう。そしてそれは、保険でなければカバーできないことなのかをしっかり考えましょう。

貯蓄でカバーできることなら貯蓄の方が良いです。なぜなら、保険は定められた状態にならなければ保険金がおりません。しかし、貯蓄であればいつでも何にでも使えます。流動性が高いのです。

20代独身看護師へ勧めた保険

同じ病棟で働く看護師Kさんは、20代独身女性看護師です。

このKさんにもしものことがあったときに、最低限必要となるものはおそらく葬儀費用やその他それに関わる費用だと思います。全国平均から考えて500万円もあれば十分でしょう。

こくみん共済/安心の暮らしを支える幅広い保障 | 共済・保障のことならこくみん共済 coop <全労済> (zenrosai.coop)

おすすめは「こくみん共済」や「コープ共済」です。安い掛け金で最低限の保障が受けれます。上の画像は「こくみん共済」のものです。

掛け金が1,800円で病気で死亡時は400万円、交通事故は800万円、その他に入院時の保障もあります。

若いうちで貯金が少なくもしものときに必要なまとまったお金がない場合は、このような保険がおすすめです。

しかしこれは蓄えが少ない場合に加入をおすすめするだけで、しっかり資産形成ができれば不要になります。「こくみん共済」は65歳を超えたら保障が小さくなりますので、その点は注意が必要です。そこまでにしっかりと資産形成し保険には頼らない状態を目指してください。

まとめ

質問のあった看護師Kさんへの返答としてわたしが言ったことは「貯金が少ないのであれば、自分の葬式費用やその他の目的で掛け捨て生命保険に加入してみたらどうだろう」です。

公的保険に加入しており、独身で子供もいないことから大きな保障は必要ありません。しかし就職して3年目のため貯金もそれほどありません。まとまった資産ができるまでは最低限の掛け捨て保険でリスクに対応することがおすすめです。

まだ若いので遊びや趣味にもたくさんお金が必要です。資産形成も行わなければなりませんので、過剰な保障のためにお金をたくさん使うとそちらにお金がまわりません。

日本人の平均保険料は月額1万円~2万円が多いらしいです。年間12万円~24万円です。これを年間2万円程度に抑えることができれば、自分への投資に年間10万円~20万円使えます。考え方は人それぞれだと思いますが、わたしであれば死んだ後に大きなお金をもらうのではなく、生きている間に自分の人生が豊かになるお金の使い方をしたいと思います。

保険は「人生の4大支出」の一つと言われています。月額保険料は安く感じても、長期にわたって支払うものですので結果的に大きな金額となります。くれぐれも気安く契約しないようにしましょう。

それではまた(^^)/

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