投資より支出の最適化

節約

こんにちは。りきやんです。

投資ばかりに気を取られがちですが、実はもっと重要なものがあります。

それは支出です。投資で得ることのできるリターンは、株式であれば年3~7%が一般的と言われています。

そのリターンを積み重ねることが重要ですが、それよりも支出のコントロールが大切です。

有名ブロガーの穂高唯希さんは著書「本気でFIREをめざすひとのための資産形成入門」の中で、節約ではなく「支出の最適化」と言われています。

わたしはこの言い方がとても前向きで気に入っています。節約はネガティブなイメージですが「支出の最適化」であれば、きちんと自分で適切なものを選択しているイメージです。流されているのではなく自分で支出をコントロールできているように感じます。

この「支出の最適化」はなぜ投資より重要なのでしょうか。

投資や収入には税金がかかる

投資するためには種銭が必要です。まず種銭を得るために収入が必要です。その収入には税金がかかります。10万円会社給料が増えても手取りは10万円増えません。所得税や住民税がかかってきます。

せっかく増えた収入で投資しても、その利益にはまた税金がかかってきます。iDeCoやNISAの非課税口座でなければ、通常約20%の税金がかかります。

なので投資や収入で10万円増やすためには10万円以上必要なのです。

投資は不安定

投資にはリスクがあるものが多いです。株式やコモディティなど値動きがあります。

当然評価額がマイナスのときもありますし、配当であれば減配や無配当の可能性もあります。長い人生であれば何度かの株式暴落は避けることはできません。

しかし支出の最適化ができれば、毎月必ずその差額が手元に残ります。つまり毎月1,000円支出を抑えることができれば、年間12,000円確実に手元に残るのです。

では具体的な支出の最適化はどのようなものなのでしょうか。

支出の最適化は誰でもすぐにできる

支出の最適化はすぐに誰にでもできます。投資のようにリスクもなく効果は大きいです。

具体的な支出の最適化については、穂高唯希さんのブログで「三菱サラリーマンが株式投資でセミリタイアを目指してみた」を参考にするのが一番かと思いますので引用します。

節約方法おすすめ14選

①ペットボトル飲料を買わず、水筒持参

②たばこを買うなら、たばこ株を買え

③飲み物は白湯でOK

④彼女や彼氏とのデートは、公園で手作り弁当ピクニック

⑤書籍は図書館利用(新刊は予約)

⑥会社の飲み会は必要最低限

⑦株主優待を徹底活用すべし

⑧散髪はセルフカットか、1000円カット

⑨携帯は格安SIM

⑩水泳やジム等のフィットネスは公共施設を活用

⑪コンビニで買い物は避ける

⑫買い物カートは使わない

⑬可能な限り現金ではなくクレジットカード払い

⑭生命・医療保険には入らない

三菱サラリーマンが株式投資でセミリタイアを目指すより引用

穂高唯希さんは突き詰めておられるので、実際にわたしたちがなかなかこの14選全てを実践するのは難しいと思います。

わたしも数個しか実践できていません。でもこれを実践できるならセミリタイアへより近づくことができます。

②の「たばこを買うなら、たばこ株を買え」なんて最高です。アップルの高価なスマホを買うならアップル株を買う方がドキドキしますね。

皆さんはいくつ実践できるでしょうか?

わたしも全部実践できるよう、まずは奥さんに支出の最適化の有用性を繰り返し説明していきたいと思います。

それではまたよろしくお願いします。

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